実装・制作進行
実装・制作進行は、設計した内容を実際の成果物として形にしていくフェーズです。 ディレクターは「作る人」ではなく、「進める人・判断する人」として関わります。
進行管理だけでなく、仕様調整や優先順位の判断など、 状況に応じた対応が求められるフェーズでもあります。
このフェーズで行うこと
- 制作スケジュールの管理・調整
- デザイン・仕様の共有と確認
- 制作物の確認とフィードバック
- 課題・リスクの早期把握と対応
- 関係者間のコミュニケーション整理
実装作業そのものは制作者が担いますが、 進行や判断が滞ると全体の遅延につながります。
考えておくべき判断軸
実装・制作進行フェーズでは、 すべてを完璧に仕上げることよりも、 「限られた条件下で何を優先するか」が重要になります。
- この修正は目的達成にどれだけ影響するか
- スケジュールへの影響は許容できるか
- 後工程(テスト・公開)にどの程度影響するか
- 今判断しないことでリスクが増えないか
よくあるつまずき
- 制作側に任せきりになり、状況把握が遅れる
- 仕様変更の判断が遅れ、進行が止まる
- フィードバックが抽象的で修正が進まない
- 関係者間の認識ズレに気づけない
制作が進んでから問題が表面化すると、 調整コストが一気に増えるため、 早めの確認と判断が重要です。
次のフェーズへ
実装・制作進行が一通り完了したら、 次はテスト・品質管理フェーズに進みます。